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装具とは

装具とは、治療や矯正・予防など体の動きをサポートする器具の総称です。
治療目的で一時的に使用する場合:治療用装具
日常生活上の使用を目的として使用する場合:更生用装具
となります。

治療用装具の製作

治療用装具とは、骨折や腱の損傷、麻痺などで体の固定や補助が必要な場合に医師が治療上必要であると判断し処方される装具のことです。
医師の処方を受けて義肢装具士が患者に装着を行います。
処方された装具は、レンタルではなく購入していただく物になります。

装具購入に要した費用については、償還払いで療養費の支給を受けることができます。
償還払いとは、一度全額ご負担していただき、医療保険の給付割合にしたがって払い戻しを受けられる制度です。

申請に関しては各種医療保険の窓口で行っていただきます。
※あくまでも手続きの流れをご説明するものであり、代金還付を保証するものではありません。

申請方法

装具装着証明書発行日から2年以内に各保険機関へ申請手続きを行ってください。

申請時の必要書類

  • 装具装着証明書(病院機関からお渡しされます)
  • 領収書(お支払い後に義肢装具士がお渡しします)
  • 保険証
  • 銀行口座の番号がわかるもの

国民健康保険・後期高齢者医療保険

市町村役場の国民健康保険窓口に申請書がありますので、必要書類をお持ちになり申請をお願いいたします。

社会保険(協会けんぽ)

勤務先の事務保険担当に確認し,申請書の提出を行ってください。
または,各都道府県の保険事務所へ,全国健康保険協会HPに掲載されている治療用装具申請書を記入し郵送をお願いいたします。

組合・共済保険

勤務先もしくは保険証に記載されている組合本部の電話番号にご確認ください。

労災

勤務先または,労働基準監督署で申請を行ってください。

交通事故

ご加入の保険会社様へお問い合わせください。
必要時、義肢装具士が保険会社様へ連絡など対応します。

生活保護

役所へ申請後,決定が降りてから装具の製作・納品を行います。
医師の処方後,担当のケースワーカーに本人から連絡を行っていただきます。

更生用装具の製作

更生用装具とは、日常生活で使用する装具のことです。障がい者手帳が交付された後に利用できる制度です

製作希望の方は、各役場の担当窓口に問い合わせをお願いいたします。
身体障害者手帳をお持ちでない場合は新規の申請必要になるため、かかりつけ医もしくは、お住いの市町村担当窓口にお問い合わせください。

※車いす・歩行器・歩行補助杖は介護保険が優先されますが,支給の対象になる場合もありますのでご相談ください。

新規作成・装具の機能変更には県の判定が必要となっています。
内容によっては、申請~納品まで3カ月以上掛かる場合があります。お気軽にご相談ください。

障がい者手帳

修理・調整

訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションなどの介護保険分野のサービスも連携して、退院後の装具のフォローアップ体制を整えています。

退院後の装具の不具合に対して、修理・調整及び必要時の再作製を行っています。

修理・調整対応を行う際は、竹田綜合病院での定期受診時などに受診科外来やテクノエイドセンターに来店していただき、本人が装具を着用した状態で現状確認後に対応内容を検討します。
対応日時については事前にご連絡いただき、予約をお願いしています

修理前

修理後